古田会計事務所

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今週の考える言葉「経営者の条件」

考える言葉

経営者の条件

   経営者としての絶対条件とは・・・・・?
 
   一言でいうと、「他人のせいにしない」ということ。つまり、「すべての責任を自分で取る覚悟」だと思う。なぜ、そう思うかというと、故・土光敏夫氏(1896~1988年)の次の言葉が鮮明に記憶に残っているからだ。(”考える言葉”シリーズ・2003.2.24付)
 
   「社長になったときは、自分の背広の両ポケットには”権限と責任”が同じくらいの重さで入っていると思っていたが、気がついたら片方のポケットに”責任”だけが残っているのだ。社長って、割の合う仕事ではないなぁ・・・」
 
   「メザシの土光さん」と親しまれながらも、「ミスター合理化」の「土光臨調」と称されて、第二次臨時行政調査会で辣腕を振るった人の覚悟を見てとれる言葉だ。
 
   さて今回は、『経営者を育てるアドラーの教え』(岩井俊憲 著)という著書の中で「令和時代の経営者に求められる四つの条件」が紹介されているので、考えてみたい。
 
   著者によると、「令和は再構築の時代であり、経営者にも経営マインドの再構築が求められている」とし、人間関係をベースにチームワークを重視した経営システムを構築しようとするのであれば、それを率いる”経営者の条件”(人間性)として、次の4つの条件が求められるのだという。
 
   ①尊敬(リスペクト)
上下という概念ではない。誰もが無限大の尊厳を持つ存在だということを受け入れて、礼節をもって接することをいう。
 
   ②信頼(トラスト)
信頼とは無条件である。トップに求められるイノベーションとは「新結合」をいう。コンビネーションこそイノベーションの源泉である。自分の持っている可能性と相手の持っている機会を結びつけることをいう。
 
   ③共感(エンパシー)
「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる」 アドラーが共感(エンパシー)について述べた言葉である。これは他者の目であり、現実・現場の感覚であり、より大きな視点となる。
 
   ④協力(コーポレーション)
経営者が強烈な理念を持つこと。それが協力の原点である。原因追及のWHYではなく、協力のWHYを使う。
 
   令和は再構築の時代・・・。令和の時代の新しい経営者のあり方をアドラー心理学の「尊敬・信頼・共感・協力」という4つの考え方をベースに再考してみたいと思う。
 

【確定申告】基礎控除の改定

その他お知らせ

2020年度申告より、基礎控除が改訂されました。
 
◆ 基礎控除とは?
確定申告や年末調整において所得税額の計算をする場合に、総所得金額などから差し引くことができる控除の一つに基礎控除があります。
 
◆ 改定後の控除額
基礎控除は、納税者本人の合計所得金額に応じてそれぞれ次のとおりとなります。
 

納税本人の合計所得金額
控 除 額
 2,400万円以下 
     48万円     
  2,400万円超2,450万円以下 
     32万円     
2,450万円超2,500万円以下
     16万円     
2,500万円超
           0円     


 
※令和元年分以前の基礎控除の金額は、納税者本人の合計所得金額にかかわらず、一律38万円です。

【確定申告】申請期限の延長について

その他お知らせ

所得税、贈与税、個人事業者の消費税の申告・納付期限が
令和3年4月15日(木)まで延長されます。
 
 
◆ 申告期限・納付期限

  

税 目
当 初
延長後
 申告所得税 
 令和3年3月15日(月)   令和3年4月15日(木) 
  個人事業者の消費税 
 令和3年3月31日(水) 
贈与税
 令和3年3月15日(月) 


 
◆ 振替日

   

税 目
当 初
延長後
 申告所得税 
 令和3年4月19日(月)   令和3年5月31日(月) 
  個人事業者の消費税 
 令和3年4月23日(金)   令和3年5月24日(月) 


 
申告日、振替日が変更になっておりますので、お間違いのないようにお願いします。

【確定申告】医療費控除の取り扱い

その他お知らせ

2020年度より
領収書のみでの医療費控除は受けられません

 
今年の確定申告より、領収書のみを添付しての医療費控除は受けられなくなりました。
 
「医療費のお知らせ」または「病院ごと・個人ごとに集計をとった一覧表」の提出が必須となります。下記の内容を必ずご確認ください。
 
①医療費のお知らせがある場合
 (提出することで病院ごとでの集計は不必要となります)
 

 
「医療費通知書」
健康保険組合等が発行する「医療費のお知らせ」
次の事項が記載されたもの
①被保険者等の指名、②療養を受けた年月
③療養を受けた者、④療養を受けた病院、診療所、薬局等の名称
⑤被保険者等が支払った医療費の額、⑥保険者等の名称
 
〈協会けんぽの方〉

お知らせ到着
予定日   
  令和3年1月中旬頃
  お知らせ集計期間   
  令和1年10月~令和2年9月   
  再発行  
  (申請後、1週間を目安に届きます)   


◎令和2年10月~12月分に関しては、領収書より②の方法で集計をお願いします
 
〈国民健康保険の方(和歌山市、岩出市の場合)〉

お知らせ到着
予定日   
 令和2年12月末頃
  お知らせ集計期間   
  令和2年9月~令和2年10月
※令和2年1月~8月分に関しては、
    既に送付されていますのでご確認ください
   
  再発行  
  
(窓口にて申請後、
     1週間後を目安にご自宅に届きます)       


◎令和2年11月~12月分に関しては、領収書より②の方法で集計をお願いします
 
 
② お知らせがない場合・未到着の月がある場合
 
医療費控除の明細へ①医療を受けた方ごと、②病院ごとに、金額の集計を行ってください(詳しくは記入例をご確認ください)
  
※医療費の領収書は保管義務(5年間)があるため、お知らせを使用する場合でも領収書の保管をお願い致します。
  
(記入例)9月まで医療費のお知らせがある場合…10~12月の医療費の領収書を合計
 
◆ 「医療費控除の明細」ご使用の場合

 
◆ エクセルデータご使用の場合

 
 
☆医療費控除の適用をご検討の方は当事務所までご連絡ください。

今週の考える言葉「ビジネスパーソン」

考える言葉

ビジネスパーソン

   『武器になる哲学』(山口周 著)という本を手に取って、パラっとめくった瞬間に次のような文章に出くわし、印象に残ったので紹介し、考えてみたい。
 
   『無教養な“ビジネスパーソン”は「危険な存在」である』
 
   「なぜそうなのか・・・?」 著者は、その理由を次のように述べている。
 
   「世界の建設に携わっている“ビジネスパーソン”こそ、哲学・思想のエッセンスを知っておいて欲しいから」だという。
 
   余談だが、最近よくサラリーマンとかビジネスマンではなく、“ビジネスパーソン”という言葉が使われるが、それは「性差を取り払う」ために、男女平等性に習った観点からだそうだ・・・。 さて、本題に戻そう。
 
   著者は、“ビジネスパーソン”が「なぜ哲学を学ぶ必要があるのか?」 その理由について次の4つを挙げている。
 
   ①状況を正確に洞察する
 
   ②批判的思考のツボを学ぶ
 
   ③アジェンダ(課題)を定める
 
   ④二度と悲劇を起こさないために
 
   以上、掲げてある4つの理由を見たとき、得心した。なぜならば、経営計画を策定するときの思考のプロセスそのものであるからだ。
 
   ①まず、「いま、何が起きているのか」を問う。(現状分析と把握)
 
   ②次に、「What(目的)とHow(手段)」を問い直し、新しい自己に出逢うためには、古い自己を否定する。(経営環境の変化へ適応)
 
   ③解決すべき課題を明確にする。(普遍性の追求とイノベーション)
 
   ④結果に対する真摯な検証を怠らない。(フィードバック機能)
 
   それから、この著者には『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』という著書もあるが、あらゆる物事を「世界」という視点から捉えようとするスケールの大きいパラダイム(思考の枠組み、価値観)が魅力的だと思う。
 
   いま、「仮説~実践~検証」という経営サイクルをベースにした『IG式目標管理システム』の見直し、検討をしているところであるが、そのベースとなる「経営計画の策定とは、自らの人生や仕事について哲学する機会である」という視点から考えてみると面白いような気がしてきた。
 
   そして、その計画の策定に関わる者はすべて、「世界の建設を携わっている“ビジネスパーソン”」であるという大局観をベースにして再考してみたいと思う。
 

今週の考える言葉「デザイン思考」

考える言葉

デザイン思考

   “デザイン思考”(Design Thinking)とは、イノベーションを生み出す手法として注目を浴びている考え方である。
 
   もう何年か前に、目にした言葉であるが、頭の中でデッドストック化してた・・・。今年度のIG・基本方針(2021年度)として掲げた『チームワークで異次元の戦いをしよう!~戦う自分をつくる成長戦略』について考えていたとき、ふと蘇った言葉である。
 
   つまり、「衆知(チームワーク)を集めて、新たな価値(異次元)を創造していこう」としたとき、“デザイン思考”という考え方・手法は「役に立つ!」と直感したからだ。
 
   さて、“デザイン思考”には、次の3つのプロセスが必要不可欠となる。
 
   まずは、「着想」である。
 
   それは、「価値あるモノ・サービスの開発につながる手掛かりを見つけるプロセス」である。そのために必要なのは、観察。つまり、人間の普段の行動を観察することによって、潜在的ニーズを探り当てることである。人間の行動はそのまま「その人間のしたいこと(本質的欲求)」の現れだという。
 
   次に、「発案」である。
 
   それは、「アイデアを創造、構築、検証するプロセス」である。つまり、潜在的ニーズから実際のモノ・サービスを作り上げていくプロセスをいう。そのためには、「良いアイデアを」を必要とする。そして、「ブレーン・ストーミング」は多様で多数のアイデアを生み出す最良の手段であると考えられる。
最後に、「実現」である。
 
   それは、「アイデアをプロジェクトルームから市場へと導くプロセス」である。つまり、モノ・サービスを市場へ導入して成功させるためのプロセスをいう。そして、「実現」するに当たって必要なことは、周囲からの「理解」と「共感」であり、さらに「支援者(ファン)」が現れることが有効である。
 
   “デザイン思考”を有名にしたのは、世界的デザインファーム『IDEO(アイディオ)』である。アップルの最初のマウスをデザインしたことでも有名であるが、“デザイン思考”を次のように捉えている。
 
   「“デザイン思考”とは、人間の欲求に寄り添い、解決する、誰にでも身に付けることができるアプローチである」
 
   デザインとは、人の心を察する力である。小生が“デザイン思考”に共感した理由がここにある。IGグループで提唱している「未来会計」で、「顧客の心を察する力」を日常性のなかで磨き続けたいと思う。
 

今週の考える言葉「マクロ環境」

考える言葉

マクロ環境

   「企業とは環境適応業である」という言葉がある。今まさに、その真価が問われているのではないか・・・。
 
   私たちが中長期の経営計画をつくるとき、必ず行うのが経営環境の分析である。その環境は、「マクロ的な経済・社会環境」と「ミクロ的な顧客・競争業者・業界」とに大きく分けることができる。
 
   今回は、“マクロ環境”に絞り込んで考えてみたい。
 
   “マクロ環境”とは、分かりやすくいうと“世の中”のことである。組織にとっての機会を生み出したり、組織に脅威を与えたりする大きな力となる環境を指す。具体的には、政治環境、経済環境、社会・文化環境、技術環境、自然環境などがあり、それらの動向が折り重なって“マクロ環境”を創り出しているといえよう。
 
   そして、21世紀という時代環境の中で、次のようなことが、“マクロ環境”の変化に伴う課題として取り沙汰されている。
   ① グローバル化
 
   ② 少子高齢化(人口動態の変化)
 
   ③ 価値観の多様化
 
   ④ 技術革新に伴う情報化
 
   ⑤ エネルギー・資源問題の深刻化(リサイクル、地球温暖化、公害など)
 
   このような“マクロ環境”の変化、それに伴う社会的な課題への対応は、企業にとって社会的責任であると同時に、成長機会でもある。
 
   そして、このような戦略的な課題に取り組む手法の一つとして、「SWOT分析」がある。強みのS、弱みにW、機会のO、脅威のTの頭文字をとって名付けられた分析手法である。
 
   自社の経営力(強みと弱み)と経営環境(機会と脅威)、以上4つの要素を組合わせることによってエリア分けをして、企業戦略の方向性を見定めるやり方である。
 
   ① 強み・機会エリア、② 弱み・機会エリア、③ 強み・脅威エリア、④ 弱み・脅威エリア。もちろん、①のエリアが最も活用すべき領域だといえよう。
 
   企業は環境適応業である。
 
   「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」(チャールズ・ダーウィン)。
 
   コロナ騒動で、思うような活動ができないこの時だからこそ、戦略的な思考で“マクロ環境”を捉えて、経営革新の機会としたいと考える。
 

今週の考える言葉「対人力」

考える言葉

対人力

   IG会計グループは、1月6日から仕事始めであった。全員そろって新年の挨拶をしたうえで、各人に新年の抱負を簡単に述べてもらった。
 
   今年度の基本方針(2021年)は、「チームワークで異次元の戦いをしよう!~戦う自分をつくる成長戦略」である。
 
   この基本方針のキーワードとなる言葉は、「チームワーク」である。そして、そのチームワークの良否を決める基礎的な要素として求められるのが、チーム構成メンバー各人の“対人力”ではないだろうか・・・。
 
   “対人力”とは、様々な人と信頼関係を築く力のことである。つまり、他の人たちと良い人間関係を築き、協力し合って、互いに能力を補うことで、一人では到底できないような成果を出せる力だといえよう。
 
   小生の経験からも言えることだが、人生の成功も失敗もその人の“対人力”に根本があると確信している。では、ビジネスパーソンとしての“対人力”を磨くためには、常日頃からどんな心構えが必要だろうか・・・。
 
①相手を尊重し、その価値を認めること。
②自分自身の価値を高める努力を怠らないこと。
③相手の立場で考え、行動する習慣を身につけること。
④世のため人のために貢献する意欲を持つこと。
⑤頼りがいがあって、裏表のない人間になること。
⑥相手に対して、つねに感謝の気持ちを忘れないこと。
⑦つねに人生の師を求めて生きる謙虚さがあること
 
   以上、思いつくままに書き連ねてみた。
 
   「人生は出逢いである」という言葉がある。つまり、人生でどんな人と出逢い、親しくなるかが、その人の人生の成否を決定づけることになるのであるが、その出逢いの価値の見極めとその後の付き合い方を決めるのは、その人の持つ“対人力”に因るところが大きいのではないだろうか。
 
   IG会計グループが掲げる経営理念の一つに、「われわれ相互の主体的価値を尊重し、互いに切磋琢磨する」というのがある。これはまさに、互いの“対人力”を磨き合うことを示唆していると考えても良いだろう。
 
   多様化した時代環境に生きている私たち現代人は、様々な価値観を持った人々との出逢いの中で、関係性を築き合い、生きていかなければならないと思う。
 
   「人との絆を築く力」、つまり“対人力”を高めていけるように心掛けたいと思う。
 

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