「消費税率改正」と「軽減税率の導入」開催日:2019年7月11・12日
2019年7月11日(木)・12日(金)大西会計事務所 2階研修室にて、「会計税務セミナー」を開催させていただきました!
今回のセミナーでは、今からでも遅くない!「消費税率改正」・「軽減税率の導入」による影響と実務対策!のテーマで前半・後半とお話しさせて頂きました!
前半では、大西会計事務所 片山 良夢より、消費税率改正のポイントと軽減税率や経過措置の概要についてお話しをさせて頂きました。
2019年10月より、標準税率(10%)と軽減税率(8%)が混合する複数税率制度が適用され、経理処理に大きな影響を及ぼすことが予想されます。軽減税率(8%)の対象品目を取り扱う事業者だけでなく、免税事業者を含めた全事業者に関わる非常に重要な改正です。
今回の改正により初めて導入される軽減税率について、「水道代」「飲食料品の宅配」などの判断が難しいものをQ&A方式でご説明をさせて頂きました。
後半では、大西会計事務所 山野 友資より、事業者の実務対策のポイントについてお話をさせて頂きました。
今回の消費税改正に伴い、「請求書の様式変更」や「会計・販売管理システムの見直し」、「従業員への教育」等といった様々な対策が必要となります。
2023年10月より開始される「インボイス制度」に向けて、事業者は“何をいつまでに”という段階的なスケジュールで計画的に対応していくことが重要です。
また、軽減税率対応のシステムを導入するためにかかった費用は、一定の要件を満たすことで、修繕費として全額経費計上することができます。
消費税改正で気になることがございましたら、当グループまでご連絡お願いします。
セミナー後のアンケートでは、現在会計システムやレジシステムが消費税率改正に対応しているかについて、お伺いしました。
「まだ対応していない」と回答された方が43%、「対応している」と回答された方が35%となっております。
10月1日まであと数ヶ月となっております。消費税改正に対応するための費用は、一定の要件を満たすことで国からの「補助金」を受けることができますので、検討されては如何でしょうか?
次回は9月20日(金)に実務セミナーを開催する予定になっております!是非ご参加下さい!