1月の税務カレンダー
税務カレンダー


謹んで新年のお慶びを申し上げます。
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのことと存じます。
旧年中は格別なご高配を賜り、誠に有難うございました。
令和5年も、当事務所の使命である
『中小企業の存続と発展をサポートし、社会に貢献する』を基本に、
現在の経済情勢における会計事務所の役割は、中小企業の倒産を防ぎ、事業承継を考え、発展成長をサポートすることにあると考え、日々の精進に努めてまいります。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。
早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、弊社では下記の日程で年末年始休業とさせて頂きます。
誠に勝手ではございますが何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
来年も更なる発展、飛躍に向けて、より一層の努力をする所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。
来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げまして、年末のご挨拶とさせて頂きます。


フル充電
今年もあと一ヵ月と数日を残すだけとなった。
いつもこの時期に気になるのは、今年掲げた目標の仕上がり具合である。もちろん、最後まで諦めずに粘り強くやり続けるしかないのであるが…。中には、すでに目標を達成し、次年度への仕込みに取り組んでいる人も、かなりいるだろう。
そういった意味を込めて小生は、この時期を再“フル充電”する時期だと考えるようにしている。
では、自分を“フル充電”できるのはどんな時だろうか?
ジョン・C・マクスウェルは、その著書『NO LIMITS』の中で、次のような内容の紹介をしている
「人間行動学の専門家トム・ラスは著書『元気は、ためられる』の中で、自分を“フル充電”するために必要な三つのカギとなる条件を挙げている。
① 意義・・・人のためになることをする
② 交流・・・「消極的に過ごす時間」よりも「積極的に過ごす時間」を多く取る。
③ エネルギー・・・心と体の健康のために良いことを選択する。……」
そして、上記の三つのカギとなる条件に対して自問自答すると、自分を“フル充電”するために次のようなことが必要となると、述べている。
* 「得意分野」で生きる
* 家族と友人のために投資をする
* 人々の価値を高める
* 健康管理を怠らない
* 常に「成長」し続ける
* 神を信じる
もちろん、これらは著者が考えた「自分の“フル充電”のためのリスト」だそうだ。
自分の「強み」を自覚し、それを活かして「身近なパートナーへの貢献」はもちろん、「広く世にため人のために貢献する」には何をなすべきかを考える。そして、成果が出るまでやり続けるには、健康管理は大事だし、現状にとどまらず、成長し続ける意思が必要となる。
トム・ラスの指摘は、目標管理を通して、未来会計を実践している小生にとって、共感できる内容ばかりである。
最終追い込みである、この時期において、最後まで手を抜かずにやり抜いたと言える熱意と信念が、次年度スタート時に必要なエネルギーにもなるである。
転載元:IG会計グループ 「考える言葉」
鼓舞
コロナ蔓延状況が続いて3年かれこれになる。いつまでもコロナのせいにして漫然と過ごすのも居た堪れない気がして、何かをやろうと気はせくが、今一つ士気(モチベーション)が上がらず苦慮しているという。
よくあることだが、気にはなっているが一歩踏み出すことができないでいる人と、さっと動き出し人とに分かれる。
今回のテーマだが、“鼓舞”とは、「鼓(つづみ)を打ち、舞(まい)をまう意」から、「大いに励まし気持ちを奮い立たせること」をいう。
一言でいうと、「やる気にさせる」という意味だと思う。
気になってネットで調べてみると、英語では「やる気にさせる」ということを次の3つの言葉で使い分けているという。
Encourage =直接のやり取りでやる気を引き起こす。サポートする。
Inspire=強い影響力で気持ちを湧き起こす(刺激によって強い気持ちを引き起こす)、鼓舞する、刺激する。
Motivate=自分自身にやる気が出る。動機を与える。
これらのニュアンスの違いを明確にできるほどの英語力が持ち合わせていないが、“鼓舞”とは、②のInspireに近い言葉ではないだろうか。
かなり強い働きかけをする行為だと思う。つまり、ドンと背中を押して、「さあ、やろう!」というのが、まさに、“鼓舞”だろう。
IGグループで開催している「将軍の日」(=中期五か年計画策定セミナー)は、経営者に自らを“鼓舞”してもらう一日ではないだろうか。
他人を“鼓舞”することは勿論、自らを“鼓舞”することも、そう簡単な行為ではないような気がする。まずは、自らを“鼓舞”する信念を持つためにどうしたらいいのかを考えてみよう。次のように自分に言い聞かせてみよう。
① 全てはうまくいく
② 人生は素晴らしい
③ チャンスはいくらでも転がっている
④ 私は自分の人生を積極的に切り開く
⑤ 私は幸せを手に入れるにふさわしい
⑥ 私は人々に好かれる
⑦ 私はできる
「やる気にさせる!」 まずは自らを“鼓舞”してみよう。
転載元:IG会計グループ 「考える言葉」
自分をよく知る
『習慣を変えれば人生が変わる』(マーク・レクラウ著)では、人生を変えるにはその前提として、“自分をよく知る”必要があると指摘している。そして、そのためには次の23の質問を答えて欲しいという。
確かに、“自分を知る”ために、「自問自答すること」の大切さは、いろんな書物でも示唆している。しかし、これほど多くの質問を投げかけてきた著者は少ない。そこで、それらの質問の全てを紹介してみたい。(自問自答してみよう!)
① あなたの人生の夢は何か?
② 人生の最期が近づいたとき、しなかったことで最も後悔することは何か?
③ 時間とお金に余裕があれば、何をし、何になり、何を手に入れたいか?
④ 人生で何に興味を抱いているか?
⑤ 自分の人生を制限しているのは何か?
⑥ この1年間で最大の成果は何か?
⑦ この1年間で最大の不満は何か?
⑧ 他人を喜ばせるために何をしているか?
⑨ 自分を喜ばせるために何をしているか?
⑩ これまでで最高の仕事は何か?
⑪ それが自分の最高の仕事だと思う理由は何か?
⑫ 現在の仕事と5年前の仕事の違いは何か?
⑬ 自分の仕事の中でどの部分がいちばん楽しいか?
⑭ 自分の仕事の中でどの部分がいちばん嫌いか?
⑮ 先延ばしにしがちなことは何か?
⑯ 自分が誇りに思っていることは何か?
⑰ 自分をどう表現しているか?
⑱ 自分の行動のどういう部分を改善する必要があるか?
⑲ 人生で成功するための決意は現時点でどのレベルか?
⑳ 現時点でどのくらい健康で幸せだと思っているか?
㉑ 現時点で人生をどのくらい楽しんでいるか?
㉒ 何に対する恐怖を捨てたいか?
㉓ 人生のどの分野で突破口を開きたいか?
人生の目的、仕事への関わり方、他への貢献、自己満足、自己改善、心のあり方など…。意外と自分のことについて答えるのは難しいものだと思う。
転載元:IG会計グループ 「考える言葉」
責任感
「“責任逃れ”ばかりしている人間に、有意義な人生を全うできるはずがない」と、ある本に書いてあった。同感である。
確かに、然るべき地位あるいは人の上に立つようになると、まず求められるのが“責任感”であろう。
理不尽な理由をでっち上げて、他人に“責任”をなすりつけるのは簡単だ。だが、自分自身の能力を伸ばし、より一層の成長をし続けるには、こうした考え方の傾向を克服しなければならないと考える。
書棚にあった『NO LIMITS「できる人」は限界をつくらない』(ジョン・C・マクスウェル)の一節に“責任感”について触れている個所があったので紹介したい。
“責任感”とは、「全てを潔く引き受ける覚悟」であると定義し、「この世で最も退屈で、厄介な言葉の一つである」と、冒頭に述べている。
だが、自身の能力を伸ばし、限界知らずの人生を送るには、“責任”の意義についてしっかり考える必要があるという。
そして、“責任感”の強い人間になるべき理由として次の6つを示唆している。
① 責任は「成功の対価」である
② 責任とは「人生をコントロールすること」である
③ 責任感は「自尊心」を高める
④「責任を取る準備」が整ったとき、行動力が生まれる
⑤ 責任感がつくほど「良い習慣」が身につく
⑥ 責任感は尊敬と権威をもたらす
以上、6つの理由はいずれも、自らの体験からも共感できるものである。
小さい頃から“責任感”に関しては厳しく躾けられた気がするが、学生の頃にある先輩から「人の上に立ちたいなら、言い訳をするな。自分の不始末は自分でちゃんと“責任”を取れ」とアドバイスをもらったことを今でも思い出す。
そして、“責任”といえばいつも、今は亡き土光敏夫さんの次の言葉が思い出される。というよりは、座右の銘の一つになっている。
「トップとは、“責任”と同じだけの権限が与えられていると思っていたが、権限はすべて部下に渡してしまい、気がついたら“責任”だけがポケットの中に残っていた。トップとは、割が合わない仕事だよ……」
土光さんに限ったことではない。歴史に名を残すような人物はすべて、“責任”に対する確固たる信念がある。
転載元:IG会計グループ 「考える言葉」
