『生産性のカイカク』と『決算書は経営に必要か?』開催日:2017年12月7日(木)
経営者セミナー
平成29年12月7日(木)にアバローム紀の国にて、『経営者セミナー2017』を開催させて頂きました!
今回のセミナーでは、第1部『生産性のカイカク』と第2部『決算書は経営に必要か?』のテーマでお話しさせて頂きました!
第1部では、所長 大西 省悟よりお話をさせて頂きました。時間当たり労働生産性の低さ、生産年齢人口の減少等を背景に、生産性のカイカクが必要であり、生産性のカイカクを実現する3つのポイントは下記の通りです。
また、生産性のカイカクを実現する人材育成のために、学び方カイカクが必要です。
経営能力のある人材育成プログラムを作成すること | |
新人が活躍できる舞台を提供し育成すること | |
(1) 「考えること」ができる人材の育成 (2) 「スピード (早い)」のある育成 |
生産性のカイカクを行う上では、収益モデルの再設計が求められます。会社が
’’優良企業’’となるための目標数値は、経常利益率10%(売上比)です。決算書から自社の限界利益、固定費、経常利益を読み取り、カイカクすることが大切とのことでした。
第2部では、大西会計事務所 所員・石浦 康平よりお話をさせて頂きました。
決算書は会社の現状を把握するために非常に有効な資料です。決算書は営業活動の因果関係を表わし、良い結果・悪い結果の裏にある具体的な原因を究明することで、「検証」「改善」の流れが確立されます。決算書で現状を知り、経営計画(あるべき姿)を立案することで、課題を認識でき、具体的な行動計画につなげることが可能となります。
セミナー後は、三井住友信託銀行㈱和歌山支店・主席財務コンサルタント 清川 議博様より、『今から考える相続』をテーマに、三井住友信託銀行様が取り組まれている相続対策サービスのお話をして頂きました。税法改正で相続税の課税ベースが拡大されたこともあり、皆様の相続税への関心が高まっていると思われます。情報提供を希望される方は気軽にお声かけ頂ければ幸いです。
セミナー後のアンケートでは、経営上の課題についてお伺いしました。
「人の採用・育成・定着」や「幹部や社員教育」、「後継者問題」など、人材育成に関する課題が多くあがりました。
また、「会社の将来が不安だ」と考えられている経営者の方は多いことがわかりました。
大西会計グループでは、来年度からもますます経営者の課題解決に役立つサービスの提供に取り組む所存です!
経営に関することでお悩みの方は、お気軽にご連絡ください!!