古田会計事務所

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今週の考える言葉「企業とは何か」

考える言葉

企業とは何か

   経営の基本をもう一度学び直してみようと考え、書店に行くと、『初学者のための経営要論』(同友館)という本が目についた。
 
   その本を手に取り、めくると、もくじの第1章に企業論があり、その1節目に「企業とは何か」という問いかけがあった……。
 
   確かに、「経営学は、企業や組織の運営を成功させるための戦略的思考、組織運営、リーダーシップなどを学ぶ学問である」から、その対象である“企業”について明確な定義付けをしておかなければならない。当然の問いかけだと得心させられた。
 
   そこで、“企業とは何か”について、改めて整理しておきたいと思う。
 
   先ず企業は社会的存在であるということ。そして、その役割を担うために次の二つの機能を有している。
 
① 一つは、財やサービスを提供していること。これは企業の基本的な機能である。
② もう一つは、雇用の場である。人々は生きていく上での糧を得るための機能と役割を担っている。 
 
   つまり、私たちの生活と密接に関わっている存在であるといえよう。
 
   私たちは朝起きたら、「今日も一日仕事だ…」ということで、職場に向かう。そして一日の仕事を終えたら、家路に向かう。そんな日常性に馴れてしまっている。
 
   しかし、“企業とは何か”という問題意識を持って、より大きな成果を出すためには、企業はどうあるべきかと考えると、そこからさまざまな経営課題が生まれてくるものだ。
 
   それを企業経営という。
 
① 我々が所属している企業組織とは何か?どうあるべきか?
② その組織を動かす人的資源は何か?いかにあるべきか?
③ 働く人たちのモチベーションは、どうしたら高めることができるのか?
④ その組織を束ねるリーダーの役割、リーダーシップとは何か?
⑤ 組織の進むべき進路・方向性を見定める戦略とは何か?
 
   これらの課題と真剣に向き合っていると、やはり、“企業経営”とは奥が深いと改めて考えさせられる。
 
   そして、経営の神様、ピーター・F・ドラッカーがいう「経営目的は、顧客の創造にある。そのための基本的機能として、マーケティング&イノベーションがある」これらのことを踏まえて、“企業とは何か”について、つねの自らに問い続けて、いい仕事ができる環境を創造していきたいと考える。
 
   「経営理念」「ビジョン」「戦略」「施策(戦術)」、これらの一貫性をどうやって構築していくか、常に問題意識を持って、“企業経営”に取り組んでいきたいと考える。