【コロナ支援】事業再構築補助金【2/24追記】
第三次補正予算より、事業再構築補助金が新たに公表されました。
新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等を目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援するための補助金になります。
◆ 対象
①申請前の直近6ヶ月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少している。
※ 任意の3か月とは:連続している必要はありません
② 事業計画を認定経営革新等支援機関や金融機関と策定し、一体となって事業再構築に取り組む中小企業等。
③ 補助事業終了後3~5年で付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加、又は従業員一人当たり付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加の達成。
※ 付加価値額とは:営業利益 + 人件費 + 減価償却費
◆ 補助額
【中小企業の場合】
≪通常枠≫
補助額:100万円~6,000万円 補助率 2/3
≪卒業枠≫
補助額:6,000万円超~1億円 補助率 2/3
【中堅企業の場合】
(中小企業の範囲に入らない会社のうち、資本金10億円未満の会社となる見込み)
≪通常枠≫
補助額:100万円~8,000万円 補助率 1/2 (4,000万円超は1/3)
≪グローバルV字回復枠≫
補助額:8,000万円超~1億円 補助率 1/2
※ 卒業枠及びグローバルV字回復枠については、別紙参照
【通常枠の加点と緊急事態宣言特別枠】
≪対象≫
①~③の要件を全て満たしている場合は、【通常枠の加点と緊急事態宣言特別枠】で申請が可能になります。
①通常枠の申請要件を満たしている
②緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛等により影響を受けたことにより、令和3年1~3月のいずれかの月の売上高が対前年または前々年の同月比で30%以上減少している事業者。
※ 要件に合致すれば、地域や業種は問いません。
③通常枠の加点措置:審査において、一定の加点措置を行います。
緊急事態宣言特別枠:補助率を引き上げた特別枠を設けます。
※「緊急事態宣言枠」には、採択件数に限りがあります。
ただし、不採択となった場合も、通常枠で再審査しますので、特別枠へ応募された方はその他の方に比べて採択率が高くなる可能性があります。
◆ 公募開始日
令和3年3月~(予定)
なお、公募は1回ではなく、令和3年度に複数回実施予定
◆ 公募期間
第1回の公募に関しては、1か月程度の公募期間を想定
◆ 申請方法
jGrants(電子申請システム)での受付を予定しています。
GビズIDプライムの発行に2~3週間かかります。
補助金の申請をお考えの方は事前のID取得をお勧めいたします。
◆ 事前着手承認制度
◎補助事業の着手(購入契約の締結等)は、原則として交付決定後です。
◎公募開始後、事前着手申請を提出し、承認された場合は、2月15日以降の 設備の購入契約等が補助対象となり得ます。
ただし、設備の購入等では入札・相見積が必要です。また、補助金申請後不採択となるリスクがありますのでご注意ください。
事業再構築補助金の概要;P9抜粋
◆ 補助金の支払い時期
原則、補助事業実施期間終了後(採択決定から1年程度経過後)に、事業者による支出経費の証憑を確認後に支払いが行われます。
なお、一定の条件のもとで、概算払制度を設ける予定
◆ 小規模事業者や個人事業主について
対象になる支援補助金となっております。
支援の対象となる中小企業の範囲は、中小企業基本法と同様となります。
事業再構築補助金:リーフレット
経済産業所:HP