『成長エンジン加速化戦略と未来会計』
平成26年11月27日(木)、アバローム紀の国にて「経営者セミナー」を開催致しました!
今回のセミナーは『事業計画で成長エンジンを加速化させる~激しく成長しないと、激しく落ち込む時代~』をテーマに、2部構成により開催させていただきました。
第1部の『成長エンジンの加速化』では、当事務所所長の大西省悟より、お話をさせていただきました。
日本経済の現状と今後の動向について、コストや人材の問題、競争の激化などの“経営課題”は多くあるものの“成長するチャンス”も拡大していると考えられています。この経営課題に対していち早く取り組みを行えるかどうかで、“成長格差”が生まれ、“激しく成長する”か“激しく落ち込む”かが決まると言います。
“激しく成長する”ための基本戦略の一つとして『成長エンジン加速化戦略』があります。『成長エンジン』とは、企業の業績をあげる事業やビジネスモデルで、会社固有技術(強み)を成長のある事業領域に活かしていくことです。『成長エンジン』を加速化させるには、6つの加速化用件を満たすことが重要であるとのことでした。
『成長エンジン加速化戦略 6つの加速化要件』
①強みを活かす領域を明確にする
②新たなビジネス展開モデルを作る
③投資回収速度を速める
④意思を固める中期計画を作る
⑤役職にこだわらない戦略リーダーを作る
⑥人材を戦略的に採用し、育成する
第2部では、経営コンサルタントとして全国的にご活躍されている田内 孝司 氏( ㈱MBS 代表取締役 )をお招きして、『過去会計から未来会計への取組み』をテーマに、所長の大西とディスカッションをしていただきました。
田内氏の豊富な経験から、”成長する会社”と”落ち込む会社”では、”経営課題”への取り組み順序の違いがあるそうです。
①売上 → ②資金 → ③人材 → ④経営 の順番で取組を行う企業より、
①経営 → ②資金 → ③人材 → ④売上 の順で取組を行う企業の方が成長傾向にあるそうです。
また、参加された皆様との質疑応答では、”経営課題”をどのように感じているかなど、貴重な現場の意見も伺う事が出来ました。
今回のセミナーも、皆様のおかげをもちまして大盛況のうちに終わることができました。
また、セミナー後の懇親会においても、多くの方にご参加いただき懇親会を盛り上げていただきました。
誠にありがとうございました。
大西会計グループでは、年に3回のセミナーを開催しております。
経営のパートナーとして、皆様のお役に立てるよう、所員一同精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
次回のセミナーも是非ご期待ください!!